小児歯科 ティーン 成人

お子様は治療中に泣き出してしまったり、場合によっては暴れてしまったりすることもあるため、大人の治療以上に気をつけて行う必要があります。中にはユニットの下に入り込んでしまったり治療器具に触れたりしてしまうお子様もいます。

日暮里の歯医者「愛育歯科日暮里」では、すべてのお子様が安心して診療を受けられるように、あらゆる状況を想定した工夫を凝らしています。

当院の診療室は、全室完全個室となっております。完全個室の診療室は、小さなお子様の診療を行う上でメリットが多くありますが、小児歯科で導入している歯科医院は少なく、大変めずらしい設計です。

完全個室の場合、お子様・ご家族のプライバシーの保護や、様々なウイルスからの感染対策などを行うことができ、より安心して診療を受けていただけます。また、初めて歯科治療を受ける周りのお子様の不安そうな声が聞こえると、いつも上手に治療を受けられるお子様も不安になってしまいます。個室はそういったことを防ぎ、周りを気にせず診療に集中できる空間です。

小さなお子様が落ち着いて診療を受けるのは難しく、どうしてもスムーズに治療を進めることができません。当院は小児歯科に特化していることもあり、常にお子様の動きに注意を払いながら安全な治療を心がけています。また、治療中のお子様だけでなく、付き添いのご兄弟まで含めた安全確認もスタッフが行っています。

中にはユニットの下などに隠れてしまうお子様もおり、その場合ユニットを動かしてしまうとケガの原因になります。当院では、ユニットを動かすなど一つの行動を行う際にも、患者様や付き添いのご兄弟がどこにいるのかの確認を徹底した上で行っています。万が一親御さんの目が離れてしまった場合でも対応できるよう、安全確認のマニュアルを作成して徹底していますのでご安心ください。

小児専用ユニット

当院では通常の大人用ユニットに加えて小児専用ユニットを導入しています。小児専用ユニットの大きな特徴は、フルフラット一体型のシートを採用していることです。腰や背中の下に空間ができないためお子様の姿勢が安定するほか、診療中にお子様が手足を挟んでしまう危険もありません。機能は成人歯科診療で用いるものと同等のものを使用しています。

受付前キッズルーム

当院では、来院した小さなお子様が飽きることなく遊べるようキッズルームをご用意しています。キッズルームは、ご家族の方はもちろんスタッフからも確認することができます。さらに、ご家族の診療中もユニットからキッズルームの状態が確認できるモニターが付いていますので、安心して治療を受けられます。

※現在は感染症予防対策のため手指消毒が必要なほか、キッズルームに入る人数を制限しています。

ユニット併設キッズスペース

当院では、お子様が遊んでいる横でご家族の治療が行えるよう、ユニット併設キッズスペースもご用意しています。ご家族の方はお子様のすぐお近くで治療を受けていただけるので、安心です。

当院の安全対策は、一般的な保育園や幼稚園の対策と同様です。大切なお子様の命をお預かりしているという自覚を持ち、万全の体制で対応します。

一般的な歯科医院で使用されている機器や素材は、成人用も小児用も同じものを使用している場合が多くあります。小児歯科用の器具・機材もありますが、専め、治療だけでなく訓練においても成人用の機材を使用することがあるほどです。

しかし小児歯科に特化した当院では、より高精度の診療を安全に行うために小児歯科専用の機器や素材をそろえています。専用機器を使用したスタッフのトレーニングも行っています。

機器

お子様の治療を安全に行うためには、大人用の機器ではなく小さな口腔内に合わせた機器が必要です。歯を削る機器をはじめ、乳歯の形に合った機器やお子様の口腔内のサイズに合った長さの機器など、すべてサイズを合わせたものでなければ安全・確実な治療はできません。

当院では、お子様専用サイズの機器を採用して治療を行っています。安全で的確な治療をご要望の方は、当院までご相談ください。

素材

お子様の治療に大人用の素材を使用してしまうと、お子様の口腔に負担がかかってしまう場合があります。そういったリスクを防いで安全性を高めるために、当院では小児歯科用の素材を使用しています。お子様の負担を軽減するために、口腔内に印象材（歯型をとるときの材料）を入れる場合も半分の時間で固まる素材を導入しています。早く固まってしまうため、印象材を練って混ぜるスタッフや、型採りを行うドクターには高度な技術が必要になります。当院では初期指導を徹底し、これらのような対応ができるように研鑽を行っています。

効率的で的確な治療を実現するために、治療中の対応を歯科医師と補助スタッフの4つの手で行うテクニックを「4ハンドテクニック」と言います。補助スタッフは歯科医師が次に行う治療を先回りして考え、計算された角度や圧力で機器を手渡します。通常は歯科医師が一人で行っていた治療を、まるで外科手術を行う医師と看護師のように協力し合うことで役割分担をしているのです。この4ハンドテクニックを行うためには、補助スタッフが歯科医師と同等の専門知識を有している必要があります。

当院のスタッフは4ハンドテクニックの訓練を受けているため、短時間で治療を進めることが可能となり、安全でお子様への負担が少ない治療を提供することができます。歯科医師は治療を受けるお子様にしっかり集中することができるため、行動を予想することが難しい小さなお子様の治療も安全に進めることができるのです。

一般的な大人の歯科治療でも、患者様のお口の状況を聞き治療方針を決めるために、最初に丁寧なカウンセリングを行います。小児歯科のカウンセリングは大人のカウンセリングとは異なり、お子様のお口の状態についての話をするだけでなく、普段の生活や教育方針などについてもじっくりお聞きしています。赤ちゃんの頃の卒乳の時期や学校生活のこと、ご家族のお口の状況など、お子様を取り囲むバックボーンをしっかりと理解することで診療に役立てています。

また治療中に出る水や機械の音、風などへの抵抗について把握するために、好きなことや嫌いなことなどをヒアリングし診療に役立てたり、カウントダウン法を用いるために、どのくらい数を数えられるかを把握したりします。お子様の返答や状態に合わせて適切な対応を行うためにも、些細なことでもヒアリングすることを大切にしています。

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